『アヒルと鴨のコインロッカー』★★★★★

伊坂幸太郎さんの原作を読んでいない。

だから、この題名から何を想像する?
アヒルと鴨がコインロッカーに入れられた?
その程度の浅はかな思考のもと、観にいってきたこの作品。

号泣。ぼろぼろと涙を流してちと恥ずかしくなってしまうくらいに。

淡々と進んでいく物語。劇的な音楽効果でここが一番の盛り上がりです!なぁんてお膳立てもなく、キスシーンもラブシーンもなし。それなのに、ストーリーの構成、そして今でもその音楽・ボブ・ディランの声を思い出すと涙があふれるくらいにすばらしい音楽の役割。なんと言っても俳優人のフラットさがたまらない。濃いのは駄目、あきらかな俳優人の束も駄目。この椎名役の「濱田くん」、彼がいることでこの木綿チックな感触が出た気がする。ドキマギと甘く、ほろ苦い気持ちが溢れている映画です。

東京から大学生活のために仙台へ引っ越してきた椎名。
隣にすんでいる、河崎にブータン人のドルジ。その恋人の琴美。ペットショップのレイコさん。彼らと彼女達の出来事は「神様には見ないでもらおう・・・」だからそっと扉の向こうへ隠れていてもらおう・・。

でもね、やったことは自分にかえってくるんだよ。

広辞苑でも広辞林でも彼にはそのもの自体、関係なかったんだよね~。もっとちゃんとした意味が隠されていたんだよね。

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人とのつながり、出会い。国籍が違えども、国内の出身地が違えども、つながりあえる人とは出会える運命なのかもしれない。

椎名とドルジがボブ・ディランの音楽で出会えたように。

この映画を観ることができて、おいらは幸せでした。

いや~うまいね!

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